神とすら語り合う

2019.08.07
第五巻 富士和教会
  類の歴史上、富士和教会の使者のような人がいたのだろうかと興味を持って、いろいろな文献を読み漁ったころのことだ。
 犬養道子という人が書いた「旧約聖書物語」の中に、サラという人類最初の女性が、「神とすら語り合う人であった」と書かれていたのを読んで、「たいへんだ!」と思った。富士和教会の使者安丸姫様は、神との語り合いを、楽しそうに、面白そうに話すので、「ふうん・・そうなんだ・・そんなものか・・」と、内心で気軽に聞いているが、実はたいへんなことなんだ・・・と思ったのだ。

翌日、由比ガ浜の教会に伺うと、安丸姫様は私の姿を見るや、「神様が、あんたが分かったって言ってる」と、にっこりとされた。お座敷にいらした他の方々にも、「白井さんは、たいへんだ、と思ったのよ・・・」などと話された。私は、廊下に出てお茶をいただきながら、神様が「わかった」と言う、ということは、どういうことなんだろう、何を分かったということなんだろうか・・・と考えた。神の使者安丸姫様は特別な人だ、ということには違いないのだが。

「神の使者との一問一答」の取材をする、少し前のできごとだった。

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