神の使者との一問一答#6 「腹痛で苦しんだこと」

2019.08.08
第五巻 富士和教会

 はじめてお告げが下りたころ、神様が安丸姫様を腹痛で苦しめたことがあった。


 物凄い苦しみよ。もう、今でも、忘れられないわ、あんな苦しみ。

 治らないのよ。寝たって起きたっていられないのよ。苦しくてね。「始め五時間だったから、二度目も五時間だ」と思ってさ。あれ、五時間で済んだから良かったけどね。もっと長かったら大変だと思っちゃうわよね。後になって見るとさ、五時間じゃ済まないかも分からないんだからね。神様がさ、承知してあれしてくれるからしょうがないけど。

 神様、あんた、結構ひどい目に合わせるけどさ、ちゃんと考えがあってね、計画立ててさ、癖を直しながら教育しながら、それから、傍の人が何を考えるかを見てね、恐ろしいほどのものだわね、この神様ね。

 

 だから幾らお告げが降りたからって、こう言ったからってね、自分がこれだけお告げが降りて自分でできそうなものだと初めのうちは思うけどね、思うのが大間違いだわね。だから、神様の指図がなくては絶対にできはしませんよね。神様の指図がなくて勝手にやればね、こうなるようなものだわね。人の運命がかかっているんだからね。だから、人の運命がかかっているのに、うかうかさ、どうでもいい気持ちでなきゃできはしないわね。怖くてね。

 『信者さん、お告げが降りたからって、人の相談にまで、めったに乗っちゃいけませんよ』って言うけどね。怖いからね。何か、怖いのは、本当の嘘をつかれると、嘘のつき逃げされると、大変だからね。


 それで神様、『いつまでも、この、仕立て物やっているんじゃないんだから、神様の仕事を、あなたは将来するんだから、だから信者さんの相談に乗りなさい』って言ったってね、怖くて乗れやしないんだわ、嘘ばっかつくからね。それで、「嘘でもいいから、何でも私が、神様がおっしゃったことなんだからね、そうしてれば、何とかうまくやってくれるらしいから、信じて下さい」って言ったってさ、信者さんが、また、信じないんだわね。そんなあんた、本部の言うことは信じるけどね、私の言うことは信じやしないわね。だから辛い思いして厭な思いしたわよ。本当に、言うには言われにない厭な思いしたわね。

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