神の使者との一問一答#8 「教会を始めるのです」

2019.08.08
第五巻 富士和教会

 五十三年よ。『教会を始めるのです』って言われてびっくりしちゃって。それで「そうか」と思ってさ。それでなけりゃ勝手にやれやしないのよ、この教会。怖いから、神様。すべて、凄い力が動くからね。五十二年の三月二十八日かな。安丸姫って名前だけはいただいたんだけどね。それだって名前だけ神様から教わってさ、どうなっていいんだか分かんないからさ、なにしてたらさ、そしたら五十三年の六月二十八日ね、「脱会したい人は、脱会して良いから」って言うなにが来たからね、神様に聞いたら、『ここで脱会するんですよ』って。脱会させようという計画で神様がやったらしくてね。

 だから私がさ、この教会を勝手にやったんだとか、いんちきだとか神示教会で言っているって言うけどね、私は勝手にやったんじゃないの。神様に指図されてね、みんな神様に振り回されて、指図されて始めたことでね。

 あんた、幾ら苦しめられたってさ、勝手にやれやしないんだ。「実在の神様の指図で動いている教会だから、勝手にやれやしない」と思ってたからさ、自分でやろうとも思わなかった。始めるとも思わなかった。やっぱ、あんた、神様がさ、六月二十八日に脱会しろってさ。だから妹に手紙出してさ。五月二十八日か、六月二十八日か、二月か三月前くらいにね、そういうってさ・・・

 たさ、普段からお金はないけどね。特にね、『六月二十八日』に始めなさいと言ったって、何にもなかったのよ。困っちゃってね。銭もという訳でもないけどね、ほとんどからっぽだったのよ。


 それがある信者さんにね、ずっと昔からついて来た信者さんにね、すっからぴんでさ、「あらあれが厭だこれが厭だ」ってね、「働いていることが、どうのこうの」ってね。『それじゃこっちに越して来なさいって言いなさい』って言ったから、神様がね。「それじゃ教会が始められて、ちっとはね、お金が動くのかな」と思って、「仕事があるかな」と思って、それで「こっちに来なさい」って言ったの。そしたら本気になってむこうで越して来たんだけどさ、引っ越し賃だってやっとことすっとこでね、うちを借りるお金が、その人も何にもないんだね、あんた。だからしようがないから、私がちっとばかり貯金してあるのをね、きれいにはたいて、その、家賃と敷金払うじゃない。引っ越し代と不動産屋さんと。私のなけなしのお金をみんな下げてね、貸しちゃったのよ。神様は、『しようがないから貸してやれ』って言うから貸して。そしたらね、越して来て、四月に貸しちゃったのね。越して来て。

 そしたら六月の初めでしょ。「困っちゃった・・・」と思ってね。それならね、貸すんじゃなかったってね。なくて貸したもの、返してくれる道理がないでしょ。しようがないから、毎日毎日、こうやって座ってね、お金の捻り出しの心配ばっかしているのよ。「どうしたらいいだろう、どうしたらいいだろう」、神様は『大丈夫だ、大丈夫』だって、からっぽなのに、『大丈夫だ』って、「どうするんだろう」と思ってね、


 それで神様は、大袈裟なことを言うのよ。こっちが一銭もないの知ってる癖にね。それをね、鎌倉掘りを引出物にね、たった三十人か四十人だけれど、発会式の引出物に、前に鎌倉掘り屋があったのよ。

『そこは、鎌倉掘りを、菓子皿を頼め』

って言うのよ。しようがないじゃないのよあんた、何もないのに。それで、夏ね、八月になって、鎌倉掘りを頼めったって、毎日、お金どうしようかな。そのころだってお金のことで苦労させられたわよ。それで「主人に借りようかな」、そのくらいのお金ね。そしたら、

『だめですよ、あの人は、借りるとね、貸してやった貸してやったって一々口を出されて、紐付きの神様になっちまう』

 だからそれからさ、色々考えたらさ、日立家電の株をさ、和男がね「手数料なしで買えるからさ、買わないか」って言うから、私がね、たった千株だけど買っておいたのがあるのよ。それをね、それが二十七円で千株買っておいたのね。そしたらそれが四十何円くらいに上がってたのね。だからそれを売ってさ。『それを売れ』って言うからさ。だけどあれはね、私が買ってやったんだから。いくら親子だってね。やったんだから。「返せなんて言えやしない」と思って。そしたら、『お金はこちらが全部出したんだから、こっちに返して貰いなさい』って。


 それでね、順ちゃんが来てさ、順ちゃんが株をもって来てくれたのね、そっちに行っているのをね。もって来てもらって売ってさ、息をついたね。これで頼めると思ってさ。頼んで、もって来てもらって、「お金払えないから待ってくれ」とも言えないからさ。私、そういうことするの厭だから。しようがないからおとうさんに借りておこうとは思ったのに、『借りちゃいけない』っ言うのよ。

『紐付きの神様になって、いちいちいちいち貸してやったじゃないか、貸してやったじゃないかって、お金を出したって、口を出されて』

ね。口を出したくてしょうがない人なんだからね。

 上から押さえ付けて口を出したいんだから。人をがんじがらめにする人だからね。それでね「困っちゃった、困っちゃった」って毎日お膳の前に座って考えてたのよ。どうしてそのお金が『大丈夫だ大丈夫だ、借りなくても大丈夫だ』って神様が言うけど、「どこからそんなお金が転がり出すだろう」と思っていたら、株と、ひょいと思い付いてね、やっちゃったんだからねあの株ね、返せとは言えないから、いくら子供でも。

 それでさ、もって来てくれて、それを売ってね、それから順ちゃんが、二十万とってあるからそれを貸してやるって言ってね、それを貸してくれたらどうにかこうにか間に合ったのよ。たった三十人だからね。

 それでね、和男が「色々考えたら、お金がない癖に鎌倉掘りなんか頼まなくたって、会社で何かの時に、五百円か千円くらいであるよ」って言うの。引出物に使うのね。それでね、神様に聞いたら、『けちけちするんじゃ、ありませんよ』って言うのね。お金もないのに、『けちけちするな』って、しようがないから、向かい前に鎌倉掘りの店があったからね。


 仲良くするためにも。近所っていうのは、わずかなことでも、悪口言ったり、嫉妬心起こして、大変なものよ。ああいう、狭苦しい所に住んでいると尚更な事、商店街の狭苦しい所。それで、ついて神様が『けちけちするな』って言うから、鎌倉掘りの、小さい、ちょっとしたお菓子、生菓子でも二つ三つ、乗せるくらいのね、そんなのだって五千円だったね。ちょうどお金がなんとかなったから頼みに行ったらね、そしたら塗りが夏休みで、だから間に合わないって言うのよ。でも考えてくれて、「ああお客様が十月に結婚式をするのに、引出物にするのにできているのがあるのよ、あれを、こっちにまわしましょう」って言ってね。お客様に頼まれたのは十月までにできるからね。二十七枚あるって言って。あと三枚か四枚足りないのはね、もう少し大きいのを一万円くらいって言ったかな、それを頼んでね。それで色々、普段懇意にしてくれたり、一生懸命で協力してくれたりした人に大きいのをなにしてなにしたんだけど。


 それで、松岡さんにお赤飯を頼んでね。ま、そのころには発会式の後に払ったんだから、何とか払えたけど。その前に『ご神典』を頼んだり『幸福への道』を頼んだり『ご神歌』を頼んだりするでしょ。そうしたら、始めたら神示教会でね、供丸斎先生の息子と誰か幹部らしい人が来てね、「こんな教会始めてはいけない」って。「でもこれは、あたしがね、神様の指図で始めたんですよ。この教会は、だいたい、神様がやっているんですよ、お宅だって知っているんでしょうけど。神様が、やっている教会で、神様の指図で私が始めたんで、私が勝手にやっているんじゃない。」

 それもね、二月か三月前に、確かに手紙を妹の所にやっておいて、妹は支部長をしていたから妹の所へやって、そっちから届いている筈だからね。だから「抜ける者は、抜けろ」って言って。「こういうわけで、神様が抜けろって言って、こういう名前をつけていただいて、大山祇命教会」。神示教会じゃ、神示教会あのおじいさんが作った、上にのっかってうまくやって、人間ってのは、色々なふうに悪くとるからね。

『まったく別個の教会を作るんだから、だから供丸斎先生の息がかかっちゃいけないんだから、あの、本部へ行かないで、自分で神様に教わったことを、何すればいいんだから』

って言ってさ。それで、『幸福への道』に書いてあるね。神典を出したりしたのよ。そのお金を払ってね。やっとこすっとこやってね。それで、「勝手に始めた、勝手に始めた」って言ってね。「これは、勝手に始めたんじゃなくて、神の指図でやったんですからね。やめろの何のとあなたが言ったって」。

 この、「『幸福への道』を出してはいけない」って言ったんですよ。「いけないって言ったって、神様に、寸法から書き方まで教わって出したんですからね、ああそうですかって、お宅で止めろって言われたってね、ああそうですかって、止める訳にはいかない。神様がやれって言って、こうして教えてくれて、この寸法や何かも、みな、そうしたんだから」。それから、「ご神典が似ているからいけない」って言って、このご神典を明けて見て、それで『あそこに頼め』って言ったから、真似したんですよ。神様が『そうしなさい』って言ったからやったんでね。私が真似しようと思ったからやったんじゃなくて、神様がそうしなさいって言ったから、やったんですよ。

 初めは祇という字が書いてあったんだけど、あれは、うちのは二~三年たってからだね、『丸に富士和にしなさいよ』って神様が言ったから、それでね、何したんで。「いけない」って、言って来たんだね。

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